【ChatGPTでExcelグラフ選び】どのグラフが合う?目的別に相談する方法|例・プロンプト付き【AI仕事カルテ No.014】

Excel・データ活用

Excelで資料を作っていると、

「このデータ、棒グラフがいいの?」
「折れ線グラフの方が分かりやすい?」
「円グラフって、どんなときに使うの?」

と迷うことはありませんか?

Excelにはいろいろなグラフがあります。

グラフを作る操作は分かっていても、**「このデータには、どのグラフが一番合うの?」**となると、意外と迷います。

そんなときは、ChatGPTにグラフそのものを作ってもらうのではなく、

「このデータなら、どのグラフが分かりやすい?」

と相談する方法があります。

今回は、Excelでどのグラフを使えばいいか迷ったときに、ChatGPTへ相談する方法を、実際の例とコピペ用プロンプト付きで紹介します。


ChatGPTでグラフ選びを相談するメリット

グラフ選びで迷う理由は、単にグラフの種類が多いからではありません。

同じデータでも、

  • 変化を見せたい
  • 比較したい
  • 構成比を見せたい
  • 全体の中でどこが大きいか伝えたい

など、何を伝えたいかによって向いているグラフが変わるからです。

ChatGPTに、

「このデータで、これを伝えたい」

と相談すると、候補とその理由を整理してもらえます。

いきなりExcelで作り始める前に、見せ方の方向性を決めやすくなるのがメリットです。


Excelのグラフ選びでよくある3つの悩み

1.グラフの種類が多すぎて迷う

Excelには、

  • 棒グラフ
  • 折れ線グラフ
  • 円グラフ
  • 積み上げ棒グラフ
  • 散布図

など、さまざまなグラフがあります。

種類が多いからこそ、

「結局、どれを選べばいいの?」

と迷ってしまいます。


2.作ったグラフで伝えたいことが分かりにくい

同じ売上データでも、

  • 毎年の変化を見せたい
  • 部門ごとの違いを比較したい
  • 全体に占める割合を見せたい

では、適したグラフが違います。

グラフ選びが合っていないと、数字は正しくても、見る人には伝わりにくくなります。


3.作ったあとに修正になる

時間をかけてグラフを作ったのに、

「これ、折れ線グラフの方が分かりやすくない?」

「部門比較なら棒グラフの方がいいかも」

と言われて作り直すこともあります。

そこで私は、Excelで作り始める前にChatGPTへ相談する方法を使います。


今回ChatGPTに相談するデータ

今回は、次のようなデータがあるとします。

  • 過去5年間の売上
  • 営業部・開発部・管理部の3部門
  • 各部門の売上金額
  • 各部門の売上が毎年どう変化したか見たい
  • どの部門が大きく伸びたか伝えたい
  • 全体として売上が伸びていることも見せたい

ここで、

「棒グラフ?折れ線グラフ?」

と迷っている状態です。


ChatGPTに入力するグラフ選びプロンプト

あなたはデータ整理と資料作成を手伝うアシスタントです。

以下のデータを使って、社内会議用の資料を作りたいです。

どのグラフを使うと一番分かりやすいか、初心者にも分かるように教えてください。

【データの内容】
・過去5年間(2021年〜2025年)の売上
・営業部、開発部、管理部の3部門
・各部門の売上金額

【伝えたいこと】
・各部門の売上がどのように変化したか
・どの部門が大きく伸びているか
・全体の売上が増えていること

【教えてほしいこと】
1.おすすめのグラフ
2.そのグラフが分かりやすい理由
3.Excelで作るときの注意点
4.他に使えそうなグラフがあれば教えてください

複数の候補がある場合は、目的ごとに分けて提案してください。


ChatGPTからの回答イメージ

例えば、次のような回答が考えられます。

各部門の5年間の変化を見るなら

折れ線グラフ

横軸を年、縦軸を売上金額にして、営業部・開発部・管理部をそれぞれ別の系列にします。

時系列で、

  • どの部門が伸びているか
  • 伸び方に違いがあるか
  • どの年に変化があったか

を比較しやすくなります。

特定の年の部門別売上を比べるなら

棒グラフ

例えば2025年だけを取り出して、

営業部・開発部・管理部の売上を横並びで比較したい場合は、棒グラフの方が差を確認しやすくなります。

全社売上の増加も見せたいなら

全社売上を別の折れ線グラフで見せる方法や、目的によっては積み上げ棒グラフを検討する方法があります。

このように、ChatGPTへ相談すると、グラフ名だけではなく、**「何を伝えるときに向いているのか」**まで確認できます。


グラフは「データ」ではなく「伝えたいこと」で選ぶ

ここが一番大切です。

例えば同じ5年間の売上データでも、

年ごとの変化を見せたい

→ 折れ線グラフ

部門同士の金額を比べたい

→ 棒グラフ

全体の中で各部門がどれくらい占めるか見せたい

→ 構成比が分かるグラフを検討

というように目的が違います。

だからChatGPTへ相談するときも、

「売上データがあります。どのグラフがいいですか?」

だけではなく、

「このデータを使って、何を伝えたいのか」

まで書くことが重要です。


Before|Excelを開いてからグラフを考える

以前なら、

「棒グラフかな?」
「いや、折れ線かな?」
「とりあえず両方作ってみよう」

と、Excel上で何度もグラフを作り直すことがあります。

グラフを作る操作よりも、

「これで伝わるのかな?」

と考える時間がかかります。


After|ChatGPTに相談してからExcelで作る

先にChatGPTへ、

「このデータで、これを伝えたい。どのグラフが分かりやすい?」

と相談します。

候補と理由を聞いてからExcelで作れば、最初の方向性を決めやすくなります。

必要なら、

棒グラフと折れ線グラフなら、今回の目的ではどちらが分かりやすいですか?

と比較してもらうこともできます。


ChatGPTにグラフ選びを相談する3つのポイント

1.どんなデータか伝える

例えば、

  • 時系列データ
  • 部門別データ
  • 商品別データ
  • 割合データ

などです。


2.何を伝えたいのか伝える

ここが重要です。

例えば、

  • 増減を見せたい
  • 部門を比較したい
  • 一番大きい項目を伝えたい
  • 構成比を見せたい
  • 関係性を見たい

などを具体的に書きます。


3.誰に見せる資料か伝える

例えば、

経営層向けに、短時間で傾向が分かるグラフにしたいです。

社内会議向けに、初心者でも分かりやすいグラフにしたいです。

と伝えれば、資料の用途も踏まえて相談できます。


ChatGPTの提案は「唯一の正解」ではない

ChatGPTが、

「折れ線グラフがおすすめです」

と回答しても、それが唯一の正解とは限りません。

実際には、

  • 資料を見る人
  • 会議の目的
  • データ量
  • 会社で普段使っている資料形式
  • 1枚のスライドに何を載せるか

などによって、見やすいグラフは変わります。

そのため、

AIに決めてもらうのではなく、候補と理由を出してもらい、自分で選ぶ

という使い方がおすすめです。


円グラフはいつ使えばいい?

初心者が迷いやすいのが円グラフです。

円グラフは、全体に対する構成比を見せたい場合に候補になります。

例えば、

  • 売上全体の中で商品Aが何%か
  • アンケート回答全体の内訳
  • 予算全体に占める各費目

などです。

ただし、項目数が多い場合や、数値の差が小さい場合は比較しづらくなることがあります。

そのため、

「円グラフを使いたい」から選ぶのではなく、「構成比を見せたいから候補にする」

と考えると分かりやすくなります。


Excelでグラフを作る前にAIへ聞けること

グラフの種類以外にも、例えば、

  • 横軸と縦軸に何を置けばいいか
  • タイトルをどう付ければいいか
  • データラベルを表示した方がいいか
  • 複数のグラフに分けた方がいいか
  • このグラフから何が読み取れるか
  • 上司向けにどこを強調すればいいか

などを相談できます。

例えば、

このグラフを上司へ見せる場合、どこを強調すると分かりやすいですか?

と聞けば、資料作成のヒントにもなります。


AIへ売上データなどを入力するときの注意点

仕事でChatGPTなどのAIを使う場合は、まず勤務先のルールを確認してください。

特に、

  • 顧客名
  • 個人情報
  • 社外秘情報
  • 未公開の売上データ
  • 契約情報
  • 機密情報

などを、会社の許可なく外部AIへ入力してはいけません。

グラフの種類だけ相談したい場合は、

実際の数字を入力しなくても相談できます。

例えば、

5年間の部門別売上推移を見せたいです。

というように、データの構造だけを伝える方法もあります。

会社で利用を認められているAI環境がある場合は、そちらを利用してください。


AI仕事カルテの診断結果

Excelのグラフ選びをAIに相談する方法は、グラフ作成そのものより「どれを選べばいいか」で迷う人におすすめです。

特に、

  • Excel初心者
  • グラフの種類で迷う人
  • 資料を作ってからやり直すことが多い人
  • データはあるけれど見せ方が分からない人
  • 上司に分かりやすく伝えたい人

に向いています。

ポイントは、

データ+伝えたいこと

をセットでAIに伝えることです。


今回のAI仕事カルテ

使用するAI:ChatGPTなど会社で利用が認められているAI
仕事内容:Excelグラフの種類を選ぶ相談
今回の例:過去5年間の部門別売上
重要な入力情報:データの内容・伝えたいこと
おすすめ例:時系列の変化なら折れ線グラフ
難易度:初心者向け
最終判断:人が行う


まとめ|Excelのグラフは「何を伝えたいか」をChatGPTに相談する

Excelで資料を作っていると、

「このデータ、どのグラフにすればいい?」

と迷うことがあります。

そんなときは、いきなりExcelでグラフを作り始めず、

どんなデータなのか
+
何を伝えたいのか

をChatGPTへ伝えてみます。

AIから、

  • おすすめのグラフ
  • その理由
  • 別の候補
  • Excelで作るときの注意点

を聞いてから作り始めれば、グラフ選びで迷う時間を減らせます。

Excelが得意ではない人ほど、

「グラフを作って」ではなく、「どのグラフが分かりやすい?」と相談する。

まずはここから試してみてください。


コピペ用|Excelのグラフ選びをChatGPTに相談するプロンプト

以下のデータを使って、〇〇向けの資料を作ります。

【データの内容】
・〇〇
・〇〇
・〇〇

【このグラフで伝えたいこと】
・〇〇
・〇〇
・〇〇

次の項目を、Excel初心者にも分かるように教えてください。

1.おすすめのグラフ
2.そのグラフが適している理由
3.横軸・縦軸に何を置けばよいか
4.Excelで作るときの注意点
5.他に候補となるグラフ

複数の候補がある場合は、それぞれ何を伝えるときに向いているか比較してください。

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