【AI初心者向け】ChatGPTの始め方|まず仕事で1つ使ってみる方法【AI仕事カルテ No.015】

AI初心者

「AIって便利そうだけど、結局どれを使えばいいの?」

「おすすめAIツールを調べたけど、種類が多すぎて分からない」

「ChatGPTを開いてみたけど、何を入力すればいいのか分からない」

AIに興味はあっても、最初の一歩で止まってしまう人は少なくありません。

そんなAI初心者さんへの、今回の処方箋はシンプルです。

ツール探しはいったんやめて、まずChatGPTに小さな仕事を1つ頼んでみる。

最初は、それだけで十分です。

AIを使い始める前に、たくさんのツールを比較したり、難しいプロンプトを勉強したりする必要はありません。

今回は、AI初心者がChatGPTを仕事で使い始めるときの最初の3ステップを、具体例とコピペ用プロンプト付きで紹介します。


AI初心者は「どのツールが一番?」から始めなくていい

ChatGPT、Gemini、Copilotなど、今はさまざまなAIがあります。

それぞれ特徴がありますが、AIをまだほとんど使ったことがない段階で全部比較しようとすると、

  • 違いがよく分からない
  • 比較記事ばかり読む
  • 動画を何本も見る
  • 結局どれも使わない

という状態になりがちです。

最初から「一番いいAI」を決める必要はありません。

まずは1つ使ってみて、

「AIに仕事を頼むとはどういうことなのか」

を体験する方が分かりやすいです。


Before|AIツールを調べるだけで終わってしまう

「どのAIが一番いいんだろう?」

そう思って、

  • ChatGPT
  • Gemini
  • Copilot
  • その他のAIツール

を検索。

比較記事を読んだり、動画を見たりしているうちに時間だけが過ぎ、

結局、何も使わずに終わる。

これでは、AIの便利さを実感できません。


After|まずChatGPTに小さな仕事を1つ頼む

例えばChatGPTを開いて、

「このメールをもう少し丁寧にして」

と頼んでみます。

返ってきた文章を見て、

「もう少し短くして」

「少しやわらかい文章にして」

と追加でお願いする。

これだけでも、AIとのやり取りを体験できます。

最初から高度な使い方をする必要はありません。


AI初心者が最初にやる3つのこと

1.まずはChatGPTなど1つのAIから始める

AIツールはたくさんあります。

でも、初心者のうちから全部を覚える必要はありません。

まずは、

「今日はChatGPTを使ってみる」

くらいで大丈夫です。

使い方に慣れてから、

「別のAIも試してみようかな」

と思ったときに、GeminiやCopilotなどと比較すれば十分です。

大切なのは、比較することより実際に使ってみることです。


2.5分くらいで終わる“小さな仕事”を頼んでみる

AIを使うというと、

「資料を全部作ってもらう」
「データ分析をしてもらう」
「仕事を自動化する」

といった大きなことを想像するかもしれません。

でも、初心者ほど最初はもっと小さな仕事がおすすめです。

例えば、

  • メールを丁寧な文章に直す
  • 長い文章を3行にまとめる
  • 会議で聞く質問を考える
  • 箇条書きを文章にする
  • 報告文を読みやすくする
  • 自己紹介を30秒にまとめる

などです。

ポイントは、

「自分でもできるけれど、ちょっと面倒」

と思っている仕事を頼むこと。

こうした作業なら、AIの便利さを実感しやすくなります。


3.1回で完璧を求めず、追加でお願いする

ここがとても大切です。

ChatGPTにお願いして、最初の回答が少し違ったからといって、

「AIは使えない」

と判断する必要はありません。

例えば、

このメールを丁寧にしてください。

と頼んで、少し長ければ、

もう少し短くしてください。

と追加します。

少し固すぎたら、

社内向けなので、もう少しやわらかくしてください。

とお願いします。

難しければ、

AI初心者にも分かるように説明してください。

と頼んでも構いません。

AIは、最初から完璧な指示を作って使うものではなく、

普通の会話のように、少しずつ修正していく

と考えると使いやすくなります。


【実践】ChatGPTにメールを直してもらう

例えば、仕事でこんなメールを書いたとします。

資料確認してください。明日までにお願いします。

意味は伝わりますが、少しだけ丁寧な文章にしたい。

そんなときは、ChatGPTにそのままお願いしてみます。


ChatGPTに入力するプロンプト

以下のメール文を、相手に失礼のない、丁寧で自然な文章に書き直してください。

【相手】
社外の人

【条件】
・難しい言葉は使わない
・長くしすぎない
・自然なビジネスメールにする

【元の文章】
資料確認してください。明日までにお願いします。

元の文章にない事実は追加しないでください。

最初は、この程度のプロンプトで十分です。


ChatGPTからの回答イメージ

例えば、次のような文章に整えることができます。

お世話になっております。

お手数ですが、資料をご確認いただけますでしょうか。

恐れ入りますが、明日までにご確認いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

メールを一から考えるのではなく、まずAIにたたき台を作ってもらいます。

あとは、自分の状況に合わせて内容を確認します。


ちょっと違ったら、そのまま追加でお願いする

例えば、

「少し丁寧すぎるな」

と思ったら、

もう少し短くしてください。
社内の人に送るので、少しだけやわらかい文章にしてください。

と、そのまま続けて入力します。

これだけで同じ内容でも雰囲気を変えられます。

AIを使うときに、最初から完璧なプロンプトを書く必要はありません。

まずお願いする
↓
返ってきたものを見る
↓
違ったら修正をお願いする

この繰り返しで十分です。


AI初心者におすすめの小さな仕事

メール以外にも、ChatGPTは日常の仕事で使えます。

文章を短くする

この文章を3行で分かりやすくまとめてください。

箇条書きを文章にする

次の箇条書きを、上司への報告文にしてください。

自己紹介を作る

新しいプロジェクトで使う30秒の自己紹介文を作ってください。

会議資料を整理する

この資料の要点・課題・確認事項を整理してください。

質問を考える

この会議で確認した方がよい質問を5つ考えてください。

Excelを相談する

この表をこうしたいのですが、どの関数を使えばよいですか?

最初から大きな仕事を任せる必要はありません。

「これ、ちょっと手伝って」

くらいの感覚で使ってみるのがおすすめです。


ChatGPT初心者が最初に覚えるのは「プロンプト術」ではない

AIを調べると、

「良いプロンプトを書く方法」
「AIを使いこなすテクニック」

といった情報がたくさん出てきます。

もちろん、慣れてきたら学ぶ価値があります。

でも最初から、長くて複雑なプロンプトを覚える必要はありません。

まずは、

何をしてほしいのか

を普通の言葉で伝えてみます。

例えば、

この文章を短くして。

上司向けに直して。

初心者にも分かるように説明して。

これでもAIは使えます。

使っているうちに、

「条件を具体的に伝えると、回答が良くなるんだ」

と自然に分かってきます。


AIは「勉強してから使う」より、使いながら覚える

AIを使う前に、すべて勉強しておく必要はありません。

まず1つ仕事を頼んでみる。

そして、

「こういうこともできるんだ」

「こう言えば伝わりやすいんだ」

と、使いながら覚えていけば大丈夫です。

私は、AI初心者ほど、

勉強 → 使用

ではなく、

使用 → 分からないところだけ勉強

くらいの順番でもいいと思っています。


ChatGPTだけが正解という意味ではない

この記事では、AI初心者が最初の一歩を踏み出しやすい例としてChatGPTを使っています。

ただし、

「ChatGPTだけを使えばいい」

という意味ではありません。

GeminiやCopilotなど、ほかのAIにもそれぞれ特徴があります。

AIを使うことに慣れてから、

  • 自分の仕事ではどれが使いやすいか
  • 会社で利用できるAIは何か
  • 目的に合うAIはどれか

を比較していけば十分です。

最初から比較で疲れないことがポイントです。


仕事でAIを使うときの注意点

会社の仕事で生成AIを利用するときは、必ず勤務先のルールを確認してください。

特に、

  • 顧客名
  • 個人情報
  • 社外秘情報
  • 未公開の数字
  • 契約情報
  • 機密情報

などを、会社の許可なく外部AIへ入力してはいけません。

実際の情報を使えない場合は、

  • 会社名 → A社
  • 氏名 → 担当者A
  • 商品名 → 商品A
  • 数字 → 架空の数字

のように一般化する方法もあります。

ただし、匿名化すれば何でも入力してよいという意味ではありません。

勤務先のAI利用ルールを最優先してください。

また、AIが作った文章や回答は、そのまま正しいものとして扱わず、最後は自分で確認します。


AI仕事カルテの診断結果

AI初心者は、まず小さな仕事を1つAIに頼んでみるのがおすすめです。

特に、

  • AIに興味はあるけれど何から始めればいいか分からない人
  • ChatGPTを開いたものの入力内容が思いつかない人
  • AIツール比較ばかりして疲れてしまった人
  • 難しいプロンプトを覚えないと使えないと思っている人

に向いています。

最初の目標は、

AIを使いこなすことではありません。

「AIに仕事を1つ手伝ってもらう体験をすること」

です。


今回のAI仕事カルテ

対象:AI初心者
最初に試すAI:ChatGPTなど利用できる生成AI
最初の仕事:5分程度でできる小さな作業
おすすめ例:メール修正・要約・自己紹介・質問作成
使い方:依頼 → 回答を見る → 追加修正
難易度:超初心者向け
最終確認:必要


まとめ|AI初心者はツール探しより、まず1回使ってみる

AI初心者が最初にやることは、

「一番すごいAIツールを探すこと」ではありません。

まず利用できるAIを1つ開いて、

今日の小さな仕事を1つ頼んでみる。

これだけで十分です。

覚えておきたいポイントは3つ。

  1. 最初はAIを1つ選んで使ってみる
  2. 自分でもできる小さな仕事を頼む
  3. 1回で完璧を求めず、追加でお願いする

難しいプロンプトを覚えるのは、そのあとでも大丈夫です。

まず使ってみる。
違ったら、もう一度お願いする。

AIへの最初の一歩は、それくらい気軽で大丈夫です。


コピペ用|AI初心者が最初に試すプロンプト

以下の文章を、仕事で使える自然で分かりやすい文章に直してください。

【相手】
〇〇

【希望】
・丁寧に
・短く
・難しい言葉を使わない

【元の文章】
ここに文章を入力

元の文章にない事実は追加しないでください。

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