「これ、いい感じにまとめて」
「もう少し分かりやすくして」
「見やすくしておいて」
仕事をしていると、こんな少し曖昧な依頼を受けることはありませんか?
言われた瞬間は、
「分かりました!」
と返したものの、
あとから、
「どこを直せばいいんだろう?」
「誰向けの資料なんだろう?」
「何を一番伝えたいんだろう?」
と悩んでしまう。
そんなときに使えるのがChatGPTです。
今回は、曖昧な依頼をAIに丸投げするのではなく、
「作業を始める前に確認した方がいいこと」を5つの質問に整理してもらう方法
を紹介します。
こんな依頼、困りませんか?
例えば、上司からこんな依頼が来たとします。
この資料、もう少しいい感じにしておいて。
一見、簡単そうに見えます。
でも実際には、
- 誰に見せる資料なのか
- 何を一番伝えたいのか
- どこが今の資料で気になっているのか
- 内容を直すのか、見た目を直すのか
- いつまでに必要なのか
など、確認したいことがたくさんあります。
ここを確認せずに作り始めると、
「そうじゃなくて……」
と言われて、作り直しになることもあります。
Before / After
Before
- 「いい感じにして」と言われて、そのまま作業開始
- 自分なりに文章やデザインを修正
- 提出したら「そこじゃない」と言われる
- もう一度作り直す
結果:手戻りが発生して時間がかかる
After
- 作業前にChatGPTへ相談
- 「確認した方がいい質問を5個出して」と頼む
- 上司に必要なポイントだけ確認
- 方向性を合わせてから作業開始
結果:認識違いを減らし、手戻りを減らしやすくなる
【実践】曖昧な依頼をChatGPTに整理してもらう
今回の依頼はこちらです。
この資料、もう少しいい感じにしておいて。
この一言だけでは、何を直せばいいか分かりません。
そこでChatGPTに、
「作業前に確認すべきことを5つ考えて」
と頼んでみます。
そのまま使えるコピペ用プロンプト
以下の枠をコピーして使えます。
[依頼された内容]の部分だけ、自分が受けた依頼に置き換えてください。
以下は、仕事で受けた少し曖昧な依頼です。
【依頼された内容】
[ここに依頼内容を貼り付け]
この依頼を正しく理解してから作業を始めたいです。
作業前に相手へ確認した方がいいことを、
重要な順に5つ考えてください。
【条件】
・質問は短く、相手にそのまま聞ける表現にする
・同じ内容の質問を重ねない
・依頼内容に書かれていないことは勝手に決めない
・分からない部分を具体化するための質問にする
最後に、
「この5つを確認すると何が分かるのか」
を一言ずつ説明してください。
ChatGPTからの回答イメージ
例えば、
「この資料、もう少しいい感じにしておいて」
という依頼なら、こんな確認質問が考えられます。
1.この資料は誰に見せる予定ですか?
読む相手によって、言葉の難しさや説明量を調整できます。2.この資料で一番伝えたいことは何ですか?
資料の中心となるメッセージが分かります。3.今の資料で特に気になっているところはどこですか?
文章・構成・見た目など、直す場所を絞れます。4.内容とデザインでは、どちらを優先して直したいですか?
修正の方向性が分かります。5.いつまでに必要ですか?
作業の優先順位や、どこまで作り込むか判断しやすくなります。
こうして質問に変えると、
「いい感じにして」という曖昧な依頼が、確認できる具体的な項目に変わります。
AIが出した質問を、そのまま聞かなくてもOK
ChatGPTが出した質問が少し固い場合は、職場で聞きやすい言い方に変えてもらえます。
例えば、
AIが出した質問
この資料は誰に見せる予定ですか?
これを実際に上司へ聞くなら、
「この資料ですが、今回は〇〇部長向けのお手元資料という認識で合っていますでしょうか?」
のようにすると自然です。
ChatGPTには、
この5つの質問を、
上司に聞いても不自然にならない、
やわらかい言い方にしてください。
と追加でお願いできます。
ポイントは「AIに答えを決めてもらわない」こと
今回の使い方で大切なのは、
AIに「この資料はこう直せばいい」と勝手に決めてもらわないこと
です。
依頼した本人しか分からないことは、本人に確認する必要があります。
ChatGPTにしてもらうのは、
「何を聞けばいいのかを整理すること」
です。
例えば、
「いい感じにして」
という言葉だけから、
AIが勝手に、
「役員向けだから文章を短くしよう」
と決めても、それが正しいとは限りません。
だからプロンプトにも、
「依頼内容に書かれていないことは勝手に決めない」
と入れておきます。
確認質問は「5個くらい」が使いやすい
AIに、
「確認事項を全部出して」
と頼むと、質問がたくさん出てくることがあります。
でも、10個も20個も質問すると、今度は相手に聞くのが大変です。
そこで最初は、
「重要なものを5つ」
くらいに絞るのがおすすめです。
例えば、
- 誰向けなのか
- 何を伝えたいのか
- どこを直したいのか
- 何を優先するのか
- 期限はいつなのか
このくらいなら確認しやすくなります。
必要なら、そのあと追加で聞けばOKです。
こんな曖昧な依頼にも使えます
この方法は、資料作成だけではありません。
例えば、
このメール、もう少しちゃんとして。
会議用に分かりやすくまとめて。
この数字、見やすくして。
企画案をもう少し良くして。
この文章、いい感じに直して。
こんな依頼にも使えます。
そのたびに、
「作業前に確認した方がいいことを5つ出して」
とChatGPTに相談できます。
さらに便利な追加指示
質問が少し固ければ、
この5つの質問を、
上司に聞いても不自然にならない、
やわらかい言い方にしてください。
社内チャットで短く聞きたいなら、
この5つを、
社内チャットで送れるくらい短くしてください。
5つも多いと思ったら、
この中から、
絶対に確認した方がいい3つだけに絞ってください。
でもOKです。
まず5つ出してもらう → 必要に応じて減らす・言い換える
この使い方で十分です。
こんな仕事で使いやすい
特に使いやすいのは、
- 資料作成
- メール作成
- 会議準備
- 企画書作成
- データ整理
- 報告書作成
- 上司からの急な依頼
- 他部署からの依頼
などです。
仕事では、最初から条件が全部そろった依頼が来るとは限りません。
そんなとき、自分だけで悩むのではなく、
「何を確認したらいい?」
をAIに相談する。
これも仕事で使えるAI活用法のひとつです。
仕事でAIを使うときの注意点
会社の依頼内容をChatGPTなどのAIに入力するときは、必ず勤務先のルールを確認してください。
特に、
- 顧客名
- 個人情報
- 社外秘情報
- 未公開情報
- 契約内容
- 機密性の高いプロジェクト情報
などを、会社の許可なく入力しないよう注意が必要です。
実際の名前を使わず、
「上司A」
「取引先B社」
「プロジェクトC」
などに置き換える方法もあります。
また、AIが出した確認質問が、その仕事に本当に必要かどうかは最後に自分で確認しましょう。
今日から使える3ステップ
1.受け取る
曖昧な依頼が来ても、すぐに作業を始めない。
まず、
「何が分からないのか」
を確認します。
2.AIに聞く
ChatGPTに、
「この依頼について、確認した方がいい質問を5つ出して」
と頼みます。
3.相手に確認する
出てきた質問の中から必要なものを選んで、相手に確認します。
方向性が分かってから作業開始。
まとめ
仕事では、
「いい感じにして」
「分かりやすくして」
のような、少し曖昧な依頼を受けることがあります。
そんなときは、すぐに作業を始めるのではなく、
ChatGPTに、
「この依頼を具体化するために、確認した方がいい質問を5個出してください」
と相談してみます。
ポイントは、
受け取る → AIに聞く → 相手に確認する
の3ステップ。
AIに仕事を全部決めてもらうのではなく、
「何を確認すれば仕事が進むのか」を一緒に考えてもらう。
これも、仕事で使えるAI活用法です。
次に、
「これ、いい感じにやっておいて」
と言われたら、いきなり作業を始める前に一度ChatGPTに相談してみてください。
AI仕事カルテ|初心者向け実践テンプレート集
ChatGPTに何を入力すればいいか
もう迷わない
メール・会議・資料・Excelなど、会社員が毎日の仕事で使える
穴埋め式のコピペ用テンプレート25選をまとめました。
✓ 空欄を埋めて、そのままAIへ入力できる
✓ AIの回答で人が確認する場所も分かる
25個入り・500円
25個のChatGPT仕事術を見る →※noteの販売ページが開きます。無料部分で内容を確認できます。


コメント