仕事をしていると、
お客様へお詫びのメールを書いたり、
謝罪の文章を作成したりする場面があります。
そんなとき、
「何を書けばいいんだろう…」
「謝りすぎても変だし、説明が多すぎても言い訳に聞こえそう…」
と悩んだことはありませんか?
私も、お客様への謝罪文を自分で考えると、
- 必要以上にへりくだってしまう
- 自分の気持ちばかり書いてしまう
- 何を一番伝えたいのか分からなくなる
ことがありました。
そんなときは、伝えたい事実を自分で整理したうえで、ChatGPTに誠実で分かりやすい謝罪文へ整えてもらう方法があります。
今回は、ChatGPTでお客様へのお詫びメールを作る方法を、Before/Afterとコピペ用プロンプト付きで紹介します。
ChatGPTで謝罪文を作るメリット
謝罪文で大切なのは、ただ「申し訳ありません」と何度も書くことではありません。
相手に、
- 何が起きたのか
- 何について謝っているのか
- 現在どうなっているのか
- 今後どう対応するのか
を分かりやすく伝える必要があります。
ところが、自分がトラブルの当事者になると、焦りや申し訳なさから文章が長くなったり、必要な情報が抜けたりすることがあります。
ChatGPTを使えば、自分が伝えたい事実は変えずに、読みやすい順番へ整理することができます。
ChatGPTに謝罪を丸投げするわけではありません
ここは大切なポイントです。
私は、
「AIに代わりに謝ってもらう」
という使い方はしていません。
何が起きたのか、現在どうなっているのか、今後どうするのか。
伝える内容そのものは自分で考えます。
その内容をChatGPTに渡して、
「誠実で分かりやすい文章に整えてください」
と頼みます。
Before|ChatGPTへ入力する前のメモ
例えば、次のような内容を伝えたいとします。
システム障害で手続きが遅れてしまいました。
ご迷惑をお掛けしてしまいました。
現在は復旧しています。
本日中には手続きが終わる予定です。
誠実さが伝わる文章へ整えてください。
これだけでも、伝えたい事実は入っています。
最初からきれいな謝罪メールを書く必要はありません。
まずは、
「何が起きたのか」
「今どうなっているのか」
「今後どうするのか」
をメモするだけでも大丈夫です。
ChatGPTに入力した謝罪文作成プロンプト
お客様へお詫びのメールを作成します。
以下の内容は変えずに、
誠実さが伝わる文章へ整えてください。
謝罪だけが長くならないように、
・何が起きたのか
・お詫び
・現在の状況
・今後の対応
この順番で、
読みやすく自然な文章にしてください。
情報が不足している場合は、
勝手に補わず、
確認が必要な点を教えてください。
ポイントは、
「内容は変えない」
「勝手に情報を補わない」
という条件を入れていることです。
謝罪文では、もっともらしい説明をAIが追加してしまうと問題になるため、事実だけで整理してもらいます。
After|ChatGPTが整理した謝罪文
このたびは、システム障害により手続きにお時間をいただき、
ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
現在はシステムは復旧しております。
手続きにつきましては、本日中の完了を予定しております。
ご不便をお掛けしましたことを重ねてお詫び申し上げます。
元の情報はほぼ同じです。
ただし、
何が起きたのか
↓
お詫び
↓
現在の状況
↓
今後の対応
という流れになったことで、相手が状況を理解しやすい文章になりました。
ChatGPTで謝罪文を作る3つのポイント
1.まず事実を書く
最初に書くのは、気持ちではなく事実です。
例えば、
- システム障害が発生した
- 手続きが遅れている
- 現在は復旧している
- 本日中に対応予定
などです。
事実が整理できていれば、文章にもまとめやすくなります。
2.謝罪だけで文章を終わらせない
もちろん、お詫びは必要です。
ただし相手が知りたいのは、
「これからどうなるのか」
でもあります。
そのため、
- 現在の状況
- 今後の対応
- 対応予定の時期
など、分かっている事実も伝えます。
3.分からないことをAIに作らせない
例えば、
- 原因がまだ分からない
- 完了時間が確定していない
- 今後の対応が決まっていない
という場合に、AIが勝手に補ってはいけません。
プロンプトには、
情報が不足している場合は、勝手に補わず、確認が必要な点を教えてください。
と入れておくのがおすすめです。
実際に使って感じたこと
私は、謝罪文をChatGPTに丸投げしたいわけではありません。
伝えたい内容は自分で考えます。
でも、そのまま文章にすると、
感情が入りすぎたり、
逆に説明不足になったり、
何度も「申し訳ありません」と書いてしまったりすることがあります。
そんなとき、ChatGPTに整理してもらうことで、
事実・お詫び・現在の状況・今後の対応
を分けて考えやすくなりました。
私にとってChatGPTは、謝罪そのものを任せるものではなく、自分の伝えたい内容を整理する道具です。
お客様以外への謝罪文にも応用できる
この方法は、お客様へのメールだけでなく、
- 上司への報告
- 取引先へのお詫び
- 社内への説明
- 対応遅延の連絡
- ミス発生時の報告
などにも応用できます。
例えば上司向けなら、
上司へ報告する文章として、事実・原因・現在の対応・今後の対策が分かるように整理してください。
と条件を変えれば使えます。
ChatGPTで謝罪文を作るときの注意点
仕事でAIを使う場合は、入力する情報に注意が必要です。
会社の許可なく、
- 個人情報
- お客様の氏名
- 顧客情報
- 会社の機密情報
- 契約内容
- 未公開の障害情報
などを外部AIへ入力してはいけません。
必要に応じて、
- お客様名 → 顧客A
- 商品名 → 商品A
- システム名 → システムA
- 会社名 → A社
のように一般化してから相談します。
会社で利用を認められているAI環境がある場合は、そちらを使用してください。
AIが作った謝罪文は必ず人が確認する
謝罪文は、通常の文章作成以上に最終確認が重要です。
送信前に、
- 事実に間違いがないか
- 日時は正しいか
- 原因を断定していないか
- 対応予定を約束しすぎていないか
- 相手や状況に合った表現になっているか
- 会社のルールやテンプレートに沿っているか
を確認します。
特に、
「本日中に完了します」
のような表現は、実際に確約できる場合だけ使う必要があります。
確定していないなら、
「本日中の完了を予定しております」
など、事実に合った表現にします。
AI仕事カルテの診断結果
謝罪文の整理は、ChatGPTを仕事で使う方法の一つです。
特に、
- 謝罪文を書くと感情的になりやすい人
- 文章が長くなりやすい人
- 何から書けばよいか迷う人
- 現状と今後の対応を分かりやすく伝えたい人
に向いています。
基本は、
自分で事実を整理する
↓
AIに文章を整えてもらう
↓
最後は人が確認する
です。
AIに謝罪を任せるのではなく、相手に正確に伝えるための文章整理に使うことがポイントです。
今回のAI仕事カルテ
使用したAI:ChatGPT
仕事内容:お客様への謝罪文・お詫びメールの整理
入力する内容:発生した事実・現在の状況・今後の対応
文章の流れ:事実 → お詫び → 現在の状況 → 今後の対応
難易度:初心者向け
最終確認:必須
まとめ|ChatGPTで謝罪文を「事実が伝わる文章」に整える
ChatGPTは、代わりに謝罪してくれるAIではありません。
でも、
自分が伝えたい事実を、相手に分かりやすい順番へ整理する
ためには役立ちます。
謝罪文を書くときは、
何が起きたのか
↓
お詫び
↓
現在どうなっているのか
↓
今後どう対応するのか
を意識します。
最初から完璧な文章を書く必要はありません。
まず事実をメモして、そこからChatGPTに文章を整えてもらう。
謝罪文で大切なのは、きれいな文章より、事実と今後の対応が正確に伝わること。
私はこの考え方で使っています。
コピペ用|誠実な謝罪文を作るプロンプト
お客様へお詫びのメールを作成します。
以下の内容は変えずに、
誠実さが伝わる文章へ整えてください。
謝罪だけが長くならないように、
・何が起きたのか
・お詫び
・現在の状況
・今後の対応
この順番で、
読みやすく自然な文章にしてください。
事実と意見を混同しないでください。
情報が不足している場合は、
勝手に補わず、
確認が必要な点を教えてください。
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